2015年7月7日火曜日

卒論日記 愛と憎しみの新宿1

『愛と憎しみの新宿』平井玄、ちくま新書、2010年

http://d.hatena.ne.jp/asin/4480065555

を読んでいる。新宿二丁目で生まれてどっぷりそのままずっと新宿で過して来た方なので
当たり前だが新宿しか出てこない。こりゃ拾うのが大変だっち。

著者は新宿二丁目遊郭そばのクリーニング屋で生まれ、新宿高校に通いつつも
私からしたらやや不良気味にジャズクラブやバーに出入りし
(それも高校闘争とかいう事態がおきていたため授業がなかったらしい)
一つ上の代の坂本龍一らと闘争に参加し。。。

1960-70年代の新宿アングラ文化系?をめちゃくちゃ濃厚に書いてるっぽい
多分大半はもうなくなってしまっているであろうあらゆるお店が
ちょうちょう詳細に出てくる。ので楽しい。

けど独特の語り口なので置いてけぼりになってしまう感じもある。

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